リノベーションできる会社は少ないが、リノベーションの需要が高まっているのはなぜ?
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【富士・富士宮・沼津・三島でリフォーム&リノベーション】
こんにちは。
エコフィールドの広報担当佐野です。
今日はリノベーションについてのお話です。
8月にリノベーションモデルハウスLasicuにて見学会を行いますので、
ぜひご予約ください☆
エコフィールドが取り組んでいるリノベーションは、
ただたんに綺麗にするだけのリフォームではなく、
断熱性能、耐震性能を向上する性能向上リフォームです。
この性能向上リフォーム(リノベーション)に取り組んでいる会社ってまだ少ないのです。
特にここ静岡県富士市では、
木の家を創る工務店はたくさんありますけれども、
リノベーションを行う工務店や会社ってまだ多くない感じですよね。
なぜか分かりますか?
リフォームの会社は日本に山ほどあります。
外壁直すリフォーム会社、トイレやキッチンなどの水廻りを直すリフォーム会社など
沢山のリフォーム会社があります。
これらのリフォーム会社は、
ただ古いものを新しいものに変えるだけの「機能回復型」のリフォームをする会社です。
大げさに言えば、この「機能回復型」のリフォームでは、
知識や技術があまりなくても誰でもできてしまうので、
怪しい会社やお金をぼったくられたりしてしまうような会社が出てきてしまうのです。
一方で、
間取りや内装、耐震性や断熱性までしっかりと見据えた性能向上リフォーム(リノベーション)は、
「提案型」リフォームと呼ばれ、これらはたくさんの知識と高い技術が要求されるので、
そう簡単には行うことができません。
なので、
「機能回復型」のリフォーム会社は、「提案型」リフォーム=リノベーションをやることは
なかなかできないので、リノベーションできる会社は少ないのです。
どんな会社が性能向上リフォーム(リノベーション)ができるのかというと、
新築を主に取り組んでいる会社で、
断熱性、耐震性共に性能の高い家づくりをしている会社が
性能向上リフォーム(リノベーション)できる会社だと言えます。
しかし、
ただ単に新築で断熱性、耐震性の高い家づくりをしている会社であっても、
リノベーションができるとは限りません。
リノベーションというのは、
以前の家を全部壊すのではなく、残しながら工事をするので、
言い方悪いですが、
新築よりもいろんな知識と高度な技術が必要とされるのでめんどくさい分野とされ、
だったら建て替えにしてしまって新築にしたほうが手っ取り早いと判断し、
リノベーションを行う会社は多くないという状況なんです。
リノベーションを行う会社はまだ多くないのに、
リノベーションの需要は高まってきています。
なぜリノベーションの需要が高まったのでしょうか。
それは5つの理由があります。
1つめの理由は、「高齢化社会」「人口減少」「空き家」が問題にあるからです。
今日本は、65歳以上の人口が日本の人口の約20%を超える超高齢社会に突入しています。
さらに人口減少が加速し、人口グラフは逆ピラミッドを表しています。
そうなると、日本各地に使われない家=空き家が増え、行政や市町村の大きな問題になっています。
この時代の中、
新しい家が良い家という新築至上主義が減り、
家を持つということに価値があるという概念も減り、
自分らしく暮らせる家に価値があるという時代に変化しました。
有り余っている空き家を自分の暮らしに合わせたものに変えてしまえばそれでいいという概念の人が増え、
リノベーションが流行り出したという経緯があります。
2つ目の理由は、
環境問題への取り組みです。
限られた資源を大切に使いながら、
持続可能な社会をつくろうとする「エコ」や「オーガニック」「サスティナブル」「SDGs」という言葉が定着しました。
そして、
メルカリやラクマ、ジモティーなどのネットオークションやフリーマーケットが流行りだし、
まだ使える古いものを必要とする人に使ってもらうシステムが当たり前の時代になりました。
リノベーションは、古いものの中に価値を見出すまなざしが社会全体にはぐくまれたことも影響しています。
3つ目理由は、
家族構成の変化です。
昔は夫婦と子供の核家族が多かったのですが、
今は独り暮らし、単独世帯が多くなりました。
新築はできないけど、中古を買って自分らしく暮らしたいという単独世帯の方が多くなり、
自分の暮らしに合わせた間取りにするためのリノベーションをする人が増えました。
以前、住人十色というテレビ番組で、
2匹のラブラドルレトリバーと住む男性の方が平屋をリノベーションして建てた家を紹介しているのを見ました。
リノベーションをするのは、家族を持つ人だけではないのですね。
4つ目の理由は、
働き方の変化です。
かつては外で働く旦那と家を守る専業主婦という家庭が主流でした。
ですが、今は女性も働き、共働きが当たりまえ、
かつ、
家で仕事をするリモートワークも主流になってきました。
こうなると、家事を効率よくすすめられる間取り、
家族が一緒に助け合い自立した関係を築ける環境が住まいに求められています。
このようなことから、
仕事場の近くに住む必要性もなくなり、
田舎の方の中古物件を購入してリノベーションをするという選択をする人が増えたのです。
5つ目の理由は、
リノベーションや中古物件に対しての補助金や利用できる融資も多様になったからです。
断熱材やペアガラス・高断熱サッシなどを使った、断熱性を高める(15%以上の省エネ効果がある)リフォームを対象にした補助金や
省エネ建材を使うリフォーム補助金、
既存住宅の長寿命化・性能向上リフォームを支援する補助金制度など
様々な補助金制度が出てきました。
国や市町村の補助により、リノベーション工事がより手が出やすくなりました。
フラット35や財形融資を含め、商品や金利も多様になり利用しやすくなっています。
ということで、
リノベーションができる会社がまだ多くないという現状と、
リノベーションの需要が高まっている理由をお伝えしました。
リノベーションという選択肢はただ単に流行りの家づくりということではありません。
日本の社会が抱える問題や課題に深く関わっています。
古いものに価値を見出し、自分の暮らしに合わせた暮らしができる夢が詰まっています。
ぜひ一度リノベーションにも興味を持ってみてはいかがでしょうか?
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