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「オール電化」と「ガス併用」はどちらがいいの?

最終更新日:

【富士・富士宮・沼津・三島でリフォーム&リノベーション】

こんにちは!お客様係の武田です。

またまた久しぶりのブログ投稿で申し訳ありません(;^_^A

 

今日は迷う人も少なくないはず!「オール電化」と「ガス併用」はどちらがいいのか、色々比較してみました!

 

皆さん、今現在のお住まいは「オール電化」ですか?「ガス併用」ですか?

 

ちなみに「オール電化」とは、家電製品や照明だけでなく、キッチンのコンロや給湯なども含めてすべてのエネルギーを電気でまかなう仕組みの事をいいます。

電気以外の一般的なエネルギーが「ガス」であることを考えると、ガスを電気に置き換えたというかたちですね。

「オール電化」は2000年代頃から始まったながれで、火を使わないクリーンで安全な住宅として広まりました。

また、「オール電化」の料金プランは夜間が割安に設定されており、逆に昼間の料金が割高となっています。

夜間に蓄熱したり、湯を沸かしタンクにためておき、日中に利用することで光熱費を安く抑えられることができる、というプランです。

2017年の電力自由化以降、いろいろな電気料金プランがでているので、電気料金プランを見直すことが節約の近道ですね。

 

ガスを電気に一本化することで「オール電化」にすることができます。

例えば…

①ガスコンロをIHクッキングヒーターにする。

仕組みとしては渦上のコイルに電流を流すことで、金属でできて鍋底の電気抵抗で熱が発生する仕組みです。

 

②ガス給湯器をエコキュート(電気給湯器)にする。

「エコキュート」はヒートポンプ(※)の原理でお湯を沸かす給湯器を指す愛称です。

「エコキュート」は関西電力が商標登録していますが、他電力会社や製品を作っているメーカーもこの呼び名を使っています。

ちなみに正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」といいます。

※ヒートポンプを利用した発熱システムは、熱伝導と気圧による温度変化の原理を利用した、少ない投入エネルギーとして利用ができる省エネ技術です。

エネルギーを1投入したとして3倍、6倍もの効果が得られると言われており、エコキュートの他、エアコンや冷蔵庫などにも利用されています。

 

③ガス、灯油ファンヒーターをエアコン、蓄熱暖房機にする。

 

もし現在「ガス併用」のお家を「オール電化」にした場合、光熱費はあがるのでしょうか?さがるのでしょうか?

また光熱費以外にメリットやデメリットはあるのでしょうか?

 

 

オール電化とガス併用とを比較する場合、コストだけではなくそれぞれの特性を知っておくといいですね!

どちらにもメリットとデメリットがあるので、事前に確認しておきましょう!

 

「オール電化」のメリット

①安全性が高い

オール電化はガスコンロではなくIHクッキングヒーターを使うので、火を使いません。

そのため、火災のリスクが軽減されます。また、不完全燃焼による一酸化炭素の発生や燃焼時の二酸化炭素の発生がないため、室内の空気を汚さずにすみます。

②基本料金を一本化にできる

ガスの基本料金を支払う必要がなくなるため、費用を抑えられます。

(ただし、オール電化にすると一般的に契約アンペア数を大きくする必要が出てくる為、電気と都市ガスを併用した場合の基本料金と大きな差が出ない場合もあります。)

また、ガスと電気で別々だった支払先を1か所にまとめられるのもメリットです。

③暖房費を安くできる

電気料金の割安な夜間に蓄熱する蓄熱暖房機を使うことで、一般的なエアコンよりも安く暖房費を抑えられます。

④災害時に比較的早く復旧する

電気は、電気・ガス・水道のライフラインの中で災害時にもっとも早く復旧するといわれており、オール電化は緊急時の安全確保の面でもメリットがあります。

 

「オール電化」のデメリット

①初期費用が高額

オール電化は先程案内したとおり、IHクッキングヒーター・エコキュート・蓄熱暖房機といった機器を利用します。

これらは機器本体の購入費用にプラスして設置工事費もかかります。

②昼間の電気料金が高い

「オール電化」の料金プランは夜間が割安に設定されており、逆に昼間の料金が割高となっています。

そのため、昼間家にいることが多く、電気使用量が多い場合は、電気代が高くなってしまうことがあります。

③停電時に不便

ガス併用の場合は停電時でも調理や給湯はできますが、オール電化の場合はこれらが一切出来なくなってしまいます。

 

「ガス併用」のメリット

①初期費用が安価

既存のガス設備やインフラを使用するので、初期費用は比較的安価です。

(都市ガスの場合はガス管を敷地内に引き込む工事費が必要です。)

②都市ガスの場合は低コスト

都市ガスはプロパンガスに比べてエネルギーコストに優れています。

電気と都市ガス併用の場合は、「オール電化」よりもお風呂の湯沸かしや調理などのコストを抑えられます。

(プロパンガスの場合はコストが高くなってしまいます)

③火力が強い

お湯や火を使いたいと思った時にすぐにお湯を沸かせるので、火力が必要な料理も楽しめます。

火力の強さが見て分かるため、コンロの調節も楽です。

④停電時でも調理や給湯ができる

オール電化と違い、停電になってもガスがあれば停電時も調理や湯沸かしが可能で、安心です。

 

「ガス併用」のデメリット

①「オール電化」よりも火災のリスクが高い

ガスコンロは火を使うため、「オール電化」のIHクッキングヒーターと比べると火災のリスクが高くなります。

また長時間使用すると、「室内の空気が悪くなる」「室温が高くなる」などのデメリットもあります。

②基本料金が「電気」と「ガス」でそれぞれかかる

「ガス併用」にすると、それぞれの契約になるので、それぞれの基本料金がかかってしまいます。

③都市ガスは契約できる地域が限られる

都市ガスは都市部を中心に供給されるガスで地下のガス導管を通して供給されるため、導管がない地域に住まわれる場合は、都市ガスの契約はできません。

 

いかがでしたでしょうか?

自分だったら「オール電化」と「ガス併用」のどちらがいいのか、是非「メリット」と「デメリット」を比較してみてください。

また、住宅設備に何を求めるのか、ご家庭のライフスタイルや電気・ガスの使用状況や契約プランにもよって変わってくるかと思うので、是非ご家族の暮らしに合ったものをお選びください!

 

 

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