1月18日(土)・19日(日)リノベーション『薪ストーブ体感会』in 富士宮市淀師

今回は、だいぶ冷え込んできたので、気密性と断熱性をご確認いただけるよう、薪ストーブ体験会を開催いたします✨

富士山の麓、憧れの薪ストーブがある家にリノベーション

こんなに小さい薪ストーブが存在するのです。

ちょうどトーストを焼くのに良さそうなトースターみたいな大きさ。

こんな小さな薪ストーブ1台で、約32坪の平屋を全館空調できてしまいます。

ヒミツは断熱性と気密性

元は築50年の木造平屋3DKの中古住宅。

前住人の方がロマンティックデコ調にセルフリノベーションしていらしたので、屋内は比較的綺麗な状態ではあったのですが、フリージアが咲く春先の撮影時には隙間風が感じられ、アルミサッシと、見るからに断熱性が弱い昔ながらの壁‥といったところでした。

耐震4倍＆断熱はなんと10倍！性能は未来基準

耐震性能を示す上部構造評点は約4倍、断熱性能を示すUA値はなんと10倍に性能UP!!
ここのところ見学会では断熱等級6やHEAT20：G2を多くご紹介していましたが、こちらは断熱等級やHEAT20も最高ランクです。

（断熱等級6、HEAT20：G2の時点で一般的な新築住宅より性能は良いのですが。）

【BEFORE】

間取り：3DK
上部構造評点：0.53
UA値：2.74

【AFTER】

間取り：3LDK＋ファミリークローゼット

上部構造評点：2.03
UA値：0.26

断熱等級：7（最高ランク）
耐震等級：3（最高ランク）
HEAT20：G3（最高ランク）

気密性も優れているので、この仕様だと、大きな薪ストーブだと寧ろ暑いぐらいなのです。

スクラップ＆ビルドではなく、良きものは残し進化させた、人気の平屋

しっかり開墾して、ソーラーパネルも搭載したエコフィールドっぽい平屋に。

今回は標準の洗い出しではなく、タイル仕様の玄関。

玄関を開けるとアンティークの下駄箱がお出迎え。

玄関横に設けた大容量書棚と書斎兼ワークスペースは、大正時代の文豪の家みたいで、利便性、雰囲気ともに◎！

全体の間取りは、ぐるっと回れる回遊導線になっていて、近代的な使い勝手ももちろん計算してあります。

部屋へ入ると、杉赤身のフローリング、マホガニー羽目板の天井が高級感を感じさせ、まるで別荘のような空間。

自然の景色や風景、庭の畑が見える壁付けキッチンと、洗い物が楽になるフロントオープン食洗器+対面シンク。

既存の梁をあらわしにしたリビングの勾配天井が、旧き良き和の風情を感じさせます。

全面グレーの壁面が、落ち着くクールな空間で、モダンと北欧が融合したようなデザイン。

そして、こちらは施工中の画像ですが、ピットリビングがあります。これは是非見ていただきたい！

本物のウールカーペットを敷いています。

寒くなったこの季節だからこそ、断熱性能が体感できるチャンス!!

富士山もしっかり雪化粧し、朝晩は特に冷え込むようになりました。

この時期はご自宅の環境と比較がしやすく、住宅の根本的な性能をしっかり見極めることができます。

この小さな薪ストーブで本当に約32坪を暖めることができるのか！？

ぜひお気軽に体感しにいらしてくださいね！

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